待つの助の詩

統合失調症当事者の家族(母親)です。日々感じた事を感じたまま詩にしました。

『今年は…』


「もう10年目だし…今年は


      自由になろうよ     あんたもね」



先日 単身赴任している夫に、私が言った


言葉である



9年間   みんなで   よくやったよね


息子が13歳で発症したので…


保護者として


息子を守ってきた




マジで    命懸け で!


みんな生きてて良かったね       心から







気付いたら成人してて…


気付いたら成人してて…


自立支援の保護者名欄から


夫の名前が  いつのまにか消えてて…






そんなに急に変われませんよ    


人間だもの


息子だって   急に    自立しろなんて


無理だよね…




年齢や書類上では…


びっくりするくらい簡単に切り替えるのな




ついていけないよ


こっちは  人間だぁ




なので…ずっと息子中心の生活してたよ


ずっと ずーっと    そうしてたから…







でもね



10年目に入り…



息子の状況は変わらないけど…



うちら      もっと自由になって


いいんじゃね?


と   やっと気付いた…



やっと折り合いつけた…


とも言える





夫は   ゴルフの練習  楽しむ


私は  働くことを      楽しむ


スタバでカフェモカ飲んだり


娘と買い物行ったり…






今年からは


自由になろうよ!