待つの助の詩

統合失調症当事者の家族(母親)です。日々感じた事を感じたまま詩にしました。

『強風と洗濯物』


空  青い


だけど… 風 とても強い日


ベランダに干した洗濯物のタオルが


強風に吹かれ、翻弄されていた


強風に、立ち向かっているような…


    耐えているような…



いや、まてよ!


まさか!  受け流してる?


侍の身のこなしのように…


うまく風の攻撃をそらしている…


そう思ったら…すごいぞ、洗濯物!



ちょっとした見方、考え方を変えただけで


物事がぐっと良くなることがある


私達の人生もそうかなと思う…


まぁそう簡単じゃないけどね



夕方 風が穏やかになった


心なしか 誇らしげに揺れる 洗濯物