待つの助の詩

統合失調症当事者の家族(母親)です。日々感じた事を感じたまま詩にしました。

息子の言葉【過去編⑧】


 「後ろがスタート、前がゴール、という

  考えは無い。今日、前に一歩、明日

  後ろに、ニ歩さがったとしても、別に

  後退しているわけでなし。

  

  一歩進んで、一歩さがって、またそこか

  ら、新たな視点で何か見えてくるかも

  しれない…」


     (19歳)